政府、イバンカ氏基金に57億円を拠出、国民は知らない!

トランプ米大統領の娘イバンカ氏が11月2日に来日しました。
彼女は3日の国際女性会議WAWに出席しましたが、
それと合わせるように3日日本政府が
イバンカ氏基金に57億円を拠出すると発表しました。

イバンカ氏基金とは
女性起業家資金イニシアチブのことで
発展途上国の女性起業家や女性が運営する中小企業をサポートすることを目的とし
イバンカ氏が今年4月世界銀行に提案、7月に設立されました。

アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、中国、日本、韓国、
サウジアラビアなど13カ国が参加、
民間資金と合わせて10億ドル(1140億円)以上の融資をすることを目標としています。

基金設立にあたり安倍晋三首相は
「女性の活躍はアベノミクスの柱。女性の参画やリーダーシップの推進は、
多様で活力のある組織と社会をもたらす。
基金は、この考え方を途上国において実現するものであり、
女性が輝く社会の実現のために大変有用なイニシアティブ。」と述べています。

基金設立時の7月8日に外務省は5000ドルの拠出を発表、
その財源は一般会計から拠出されており、

”ちょっと待ってくれ
一般会計は主に行政にかかる経費を扱っている、国民の税金じゃないか?”
名目は国際分担金其他経費です。
世銀から日本はこのくらい拠出してくださいと言われたのではないでしょうか。

外務省発表平成30年度新規要求事業↓
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000287241.pdf

政府の発表は国民に知らせるというよりは
国民の注目をさけ、口裏を合わせるためこっそり外務省発で行われ、
その大々的な発表は4か月後のイバンカ氏の来日に合わせたものとなっています。

政府は日本の割り当て金額が決定された経緯、他国の状況、
女性起業家資金イニシアチブの活動内容など国民に話し、
了承を得てから拠出を決めるべきだったのではないでしょうか?

今年1月、安倍首相はフィリピンのドテルテ大統領に
1兆円の経済援助を約束しました。
国民が知らないところで国民の資産がどんどん使われてます。
日本の経済界や企業人と具体的なプロジェクトや投資額を話し合い
練りに練った1兆円拠出だったなどの話は全く聞こえてきません。

イバンカ基金について自民党の佐藤正久議員は
「基金設立にイバンカ氏も関与したが、実態は発展途上国貧困対策の一環で、
女性起業家支援基金を世銀内に設置するもの。
日本は既に7月に拠出表明、原資は外貨準備高余剰金」、
椎木里佳氏は
「イヴァンカ氏が来日する前のG20からすでに決定していたし、
57億円は国民の税金からではなく、外貨準備高から」と語っています。

外務省の発表している資料と異なりますね。
政府はお金の出所を説明する必要があるのではないですか?
ちなみに外貨準備高とは
外国為替相場を安定させる目的で、
各国の通貨当局が外国為替市場へ介入するために保有している資産の額のことです。
日本では財務省と日本銀行が持つ外貨の総額を指しています。

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